めもるるる

  ■めもるるるトップコネタめもる>〜上野ガード下に一人で酒を飲みに行く〜1ページ目
■上野ガード下に一人で酒を飲みに行く

いざガード下。 上野にはちょくちょく遊びに行きます。

たまに平日にも用事があって出かけることがあるのですが、上野のガード下には外にテーブルが出ていて
そこは昼間から酒を飲んでいるおじいちゃんたちであふれています。

あの人たちはどういう人たちなんだろう?
どんな話ししてるんだろう?
あの場所で飲む酒はどんな味なんだろう?


普段はただただ横目で眺めていただけのガード下に、ちょっと勇気を出して一人で飲みに行くことにしました。

上野ガード下といってもいくつかお店があります。
事前に調べてみたらこのお店のモツ煮込みがうまい、とのことで来てみました。

大統領。
大統領。名前が熱い。

このときまだ日も傾いていない時間帯、お客さんはちらほらとしかいません。
やっぱりなんとなく怖いなぁと、入ろうかどうしようか店の前で挙動不審にしていたら、
店員さんに「どうぞ〜」と促され引くに引けずそのまま入店。

カウンターにこしかけ、とりあえずのビールと名物のモツ煮を注文しました。
名物のモツ煮。
生中500円、モツ煮400円。
腕が太い。
実はまだ3時半。

昼間から飲む酒というのはどうしてこうもおいしいのでしょうか。
皆が働いている時間帯だからという優越感と、背徳感の入り混じったなんともいえない感覚。
そしてうわさ通り、うまいモツ煮込み。

いやーいいものだと、しばらくはこの感じを堪能していたのですが。

することがないぞ。
見てるだけ。ひたすら見てるだけ。

20分もしたらすることがなくなってきてしまいました。

カウンターの、それも隅っこの方に座ってしまったので、誰と会話するでもなく
ただただモツを食い、ビールを流し込み、目の前で焼かれている肉達をボーっと見ているだけ。

このなんともいえない孤独感を楽しむものなのだろうか。
それがガード下の飲み屋というものなのだろうか。

どんどん寂しくなってきたので店を出ることにしました。

まあこんなものなのかなぁ、時間帯もまだ早かったしなぁと自分を納得させていたのですが
どうもしっくりこない。

この後どうしようかと再びガード下をうろうろしていると…

私を呼んでいる。
賑わっている大統領。また大統領。

カウンターも外のテーブルもほぼ満席状態の飲み屋を発見。
ほぼ満席ということは外のテーブルで相席になること間違いなしなわけです。
あまりに寂しさを感じていたので、これはもう行くしかない!と、勇気を出して入店してみました。

温かく迎えてくれたおじさんたち。
すでに出来上がっているおじいちゃん。
モツ再び。
ここも大統領。またモツ煮を頼む。

「こんなとこに女の子一人で来るなんてめずらしいね〜」
といいつつも、暖かく迎えてくれたおじさんたち。

一畳ほどのテーブルをおじいちゃん3人、サラリーマンの男性1人、そして私という形で囲んでいました。
一軒目に訪れた大統領は2号店らしく、ここが本店だそうです。
さっき食べて本当においしいと思ったモツ煮を再び注文した。やっぱりうまい。

そしてここから相席になったおじいちゃんたちの話しがどんどん盛り上がってきました。

⇒上野ガード下に一人酒を飲みに行く2ページ目へ

⇒コネタめもるトップへもどる
⇒もうどうでもいいのでTOPへ
Copyright (c)2007 memorururu.com All Rights Reserved.