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■今改めて通信簿を検証してみる

この紙切れの重さ。 この時期の学生の悩みの種といえば通信簿です。

私は決して優秀といえる成績ではなかったので、通信簿を受け取ったその重みを噛みしめながら岐路に着いた学生時代を、この時期になると思い出します。
ただの厚紙一枚とはいえ、その効力は絶大なものでした。

ある日、実家の母から小中高時代の通信簿を見つけたという報告をもらい、懐かしさもあってこちらに送ってもらうことにしました。

そして久しぶりに通信簿を眺めていたら、こういうところを評価されていたのかという新たな再発見と共に、ひどい評価を受けていた自分がいました。

丁度今回のコネタ道場のテーマが「音楽」ということで、通信簿の様々な教科がどういう基準で生徒を評価していたのかを「音楽」の評価を中心に検証していきたいと思います。


◆高校の通信簿はあっさりしていた。

実家の母から送られてきたのは小中高の通信簿でしたが、全学年揃っていたわけではありません。
さすがに過去の自分が「こんなもの残しておけるか」と捨ててしまったものもあるようでした。

その中で生き残っていた、まずは高校時代の通信簿から見ていきたいと思います。

高校時代の通信簿

これが私の高校時代の通信簿です。
小学校中学校時代と比較するとその大きさは半分ほどでした。
さてどんな評価の方法なのかと、早速中身を覗いてみます。

高校時代の通信簿

高校時代は10段階評価でした。そう考えると全体的には可もなく不可もなくといったところでしょうか。
ただし数学と理科(科学)という理数系科目が苦手だったことが伺えます。

そして肝心の音楽の部分。

結構いい。

芸術科目の中から好きな教科を選択して評価されていたようです。
無難に音楽を選んだ私ですが、なかなか良い成績を残していた様子。

しかしこの通信簿で気になるのはこの部分でした。

そんなに危うかったのだろうか。

どうやら1学期の出来が悪く2学期に期待されたものの、結局2学期も大した成果は見られなかったようです。
3学期にいたっては割愛されています。

ちなみに「238/372」という謎の暗号は学年全体で行われた一斉テストの順位です。()内はクラス順位。
年に3回行われたようですが、どれもほぼドンケツです。
大きく赤で書かれた「祝進級」の文字に、やけに説得力を感じました。

◆中学の通信簿はかなり優秀だった。

続いて時を遡り、中学生時代の通信簿を見てみたいと思います。

B5サイズ。

これが私の中学生時代の通信簿です。
高校時代と比べてもサイズがB5と、少し大きいです。
そしてその中身。

結構いい。

中学は5段階評価でした。そう考えるとまずまずの成績だったようです。
また、中学時代の通信簿は各教科、どの部分を評価しているのかを明確に記載しています。
通信簿の大きさが大きい理由も納得ができます。

しかしここでも数学と理科という理数系、さらに保健体育の出来が悪いです。
高校になって成長したのは保健体育だけという、進歩の無い自分が垣間見えました。

そして肝心の音楽の評価ですが。

おおパーフェクト。

なんと年間を通してすべて5という好評価。
しかし「音楽的な感受や表現の工夫」という文章を見て、中学生に意味がわかるのでしょうか。
そう考えると通信簿は生徒のものではなく、親への通信なのかもしれません。

ここで音楽の好評価はさておき、科目評価の隣に書かれた「行動の状況」という項目で気になる部分を見つけました。



3学期に入って、これまで持ち続けていた明るさと自然を愛する気持ちが失われたようでした。
一体この時期の私に何があったのでしょうか。

そしてさらに時を遡って小学校時代の通信簿です。
さすがに10年以上前なので、見つかったのはなぜか小学校3年生の時のものだけでした。
しかしそこには衝撃の評価が下されていたのです。

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