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■苺狩決戦―久能山の戦い―

重たくなった胃を振動で揺さぶられつつ、バスは目的地付近に到着しました。。
この日は若干雲行きが怪しかったのですが、幸い雨は降らず、寧ろ少し日が出てきていました。
私の門出を祝ってくれているのでしょうか。

怪しい雲行き。
怪しい雲行き。でも大丈夫。
決戦の地。
石垣イチゴのハウス。ここが決戦の舞台。
いくぞー。
皆とともにいざ出陣。

添乗員さんが「30分一本勝負ですので、がんばってください」とエールを送ってくれました。
その言葉を胸に、参加者の皆さんとともにいざ出陣です。

◆誤算そのB:暑さ、そして人間の性。

決戦の舞台。
石垣イチゴのハウス。ここが決戦の舞台。
へたいれ。
ヘタいれ。お前が見えないくらい食ってやる。

さていよいよ勝負が始まりました。

イチゴ狩りがはじめてという元同僚ははしゃぎまくっていますが、私はそれどころではありません。
これは戦なのです。

これから私は最低でも52個のイチゴを完食しなくてはならないのです。

挑発的なイチゴ。
ほら全部食べてごらんなさい。
お前か。
と言っているように聞こえてくる。

当たり前ですがどこを見回してもイチゴイチゴイチゴです。
大きいものから小さいものまで様々ですが、どれも本当においしそうです。

数をこなすなら小粒を選ぶべきなのですが、人間の悲しい性でしょうか、私の食い意地でしょうか。
どうしても大きい粒を探して食べてしまいます。

15個くらい食べたところで、すでに満足している私がいました。

臨むところだ。
臨むところだ。
どんどん食うぞ。
後で後悔してもしらないぞ。

これはまずいと思ったのが20個手前辺りでした。

先ほど食べた富士宮焼きそばがボディーブローのようにじわじわとダメージを与えてきます。
記録更新するということは、あとこの倍以上は食べなくてはならないのです。
なんだそれは。正気ですか。

さらに計算外だったのが、ビニールハウスの暑さです。

この日はあまり天気が良くなかったため、少々肌寒く、春物のコートを着ていました。
しかしあまりの暑さと膨満感で顔から脂汗の混じった水滴が噴出してきます。

コートを脱ぎ捨て、さらに戦いを続ける体勢を整えました。

ここで諦めてはいけない。諦めたら過去の自分に敗北することになる。
十数年経って成長した自分を見せつけてやるのだ。

◆壮絶な戦いの結末。

ひたすら食べ続けた30分間は終了しました。そして記録がでました。

記録:39個。

52個?むりむり。

この戦いの記録を記事にすると決めていた私でしたが、あまりの苦しさに、
イチゴのヘタをカウントする様子を写真におさめるのを忘れていました。

というのも、実は30個以上食べた辺りからの記憶があまりありません。気づいたらバスの座席に座っていました。

後々、あの時の写真を見返してみたのですが、残っていたのはこれ一枚でした。

さわやか。
おそらく放心状態で取った一枚。

◆総括。

過去51個のイチゴを食べた私は、時を経て当時ほどの食欲はなくなっていたようです。
成長期の子供に勝とうとしたことが間違いだったのでしょうか。

今回の戦いで学んだこと、それは「おいしいものはおいしく食べた方が幸せだ」ということでした。
臆することなく富士宮焼きそばを食べ、程よくイチゴを食べればよかったのです。
そして過去の自分より、誘惑に弱いという今の自分との戦いが多かったように思います。

もう食べれない、もうしばらく食べ物はいらない。
そう思ってバスに揺られていた私でしたが

切ない。
もう食えないという気持ちはどこへ。

夕方にはもう小腹が空き始めてしまい、再び立ち寄った海老名サービスエリアで豚まんを買ってしまいました。
人の欲望は果てしなく、そして虚しいものです。


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