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■ある日突然猫になっていました

ある日、起きたら猫になっている自分に気づきました。


一瞬ためらいましたが、今日は日曜日。

折角なので色んなところを散歩してみることにしました。
おや?
いつもの毛布が重い。


◆公園を散歩。

あんまり遠出するのも怖いので、まずは近所を散歩することにしました。

近くに公園があります。そこへ行ってみようと思いました。

マンホールでかい。
マンホールでかいな。

いつも何気なく通っている道も、なんだか違和感があります。

マンホールってこんなに大きかったっけ。

家から近いはずの公園も、猫の足だとちょっと時間がかかりました。

てくてく。
塀の上を颯爽と歩く。
きれい。
沈丁花だ。近いと凄い匂い。


ようやく公園に到着しました。

ちょうど桜が満開でした。
でも見えるのは太い桜の幹のみ。

桜の幹ってこんなに立派なんだなぁと感心しつつも、肝心の花が良く見えません。

なんだか物足りない気分でふと横を見ると…


うーん。
キレイなんだろうけど幹ばっか。

あらま。
あらま。

風でちょっと折れてしまったんでしょうか。
桜の花束が落ちていました。これはこの距離で見るのがキレイだ。

ちょっと得した気分です。
それにしても…

鳩。
ああ…。
鳩…。
超うまそうなんですけど。

鳩がこんなにおいしそうに見えたことはありません。

これが猫というものなのでしょうか。

多少名残惜しかったのですがいつまで猫でいられるかわかりません。
よだれを押さえつつ他にも行ってみたい所があったのでこの場を後にしました。

◆電車に乗ってみる。

猫でも電車に乗れるんだろうか。

というか運賃を払う必要があるんでしょうか。

遠出をするのはちょっと怖かったのですが、この疑問を解決するために早速駅へ向かってみました。
軽やかに
軽やかに階段を降りる。

さてと。
きちゃったよ。

さて到着しました。

幸い人通りが少ないのであまり目立たずにここまできてしまいました。
駅員さんにもどうやら見つかっていないようです。
ここはもう思い切って突っ切ってしまうしかありません。

さあ。
いくよ。
いっちゃえ。
いっちゃうよ。

きちゃった。
入れてしまった。
うっかり入れてしまいました。

どうしよう、本当にお金払ってないけどいいのかなぁと、小心者の私はドキドキしっぱなしです。

まあでも犬を籠に入れて連れてる人をたまに見るけど犬の分までお金を払っているとは思えないので、
猫も同様かなと、自分を納得させました。

そして折角ここまできたのでこのまま電車に乗ってみることに。

ぜんっぜん見えん。
時刻表が見えない。いつ来るんだ電車。
大人しくしてよう。
仕方ないので大人しく座って待つ。

時刻表も高い位置にあるため、いつ電車が来るかわかりませんでした。
仕方が無いので大人しく座って待っていました。

そしてしばらくしてようやく電車が到着。早速乗り込みます。

きたきた。
落ちないように気をつけねば。
乗っちゃうぜ。
あ、おじさんこっち見てる。気がする。

眠くなりそう。
ちょっと気持ちがいいなこのシート。

無事乗車できました。
普段はあまり気にしていませんでしたが、このシートが結構気持ちがいい。
うっかり眠ってしまいそうです。

しかし猫が紛れ込んでてもそんなに不思議ではないのでしょうか。周りの人も大して気にしていない様子です。
もうちょっとちやほやされるのを期待していたのですが残念。

でもつまみ出されても困るので大人しくしていました。

あまり遠くへ行くのは怖かったので、一駅分で降りてみました。

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